2月補正は143億円 県が旅行喚起など

2月定例県議会への提出案件は、予算関係が22年度当初分17件と21年度補正分16件、条例案件が27件の他、知事専決処分報告2件、委任専決報告10件などを予定している。

21年度一般会計補正予算案は総額142億9731万円。新型コロナウイルス対策に94億円、前年度決算剰余金などを活用した県債の繰り上げ償還に134億円を充て、公共事業関連の国庫支出の金額決定に伴う事業費の減などで85億円を減額する。

主な事業は、観光需要を喚起する「県版GoToトラベル」に68億990万円、県民の県内旅行代金を割引する「わかやまリフレッシュプランS」に土産物店などで利用できるクーポンを付与する事業に11億5336万円、新型コロナの影響で離職し、正規雇用を希望する人の再就職支援に8142万円などとなっている。

2月県議会の会期は22日開会、3月18日閉会の25日間。4日に補正予算関係議案を先に採決する予定。

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