「月の石」展示も わたしと宇宙展始まる
驚きと不思議が詰まった宇宙の世界を体感できる「わたしと宇宙展―奇跡の地球(ほし)に生きる」が18日、和歌山市手平の和歌山ビッグウエーブで始まった。27日まで。入場無料。
創価学会「わたしと宇宙展」和歌山実行委員会が主催。
今展ではNASA協力の下、1971年にアポロ15号が持ち帰った本物の「月の石」を展示。また世界で30個ほどしか見つかっていない貴重な火星の隕石や今回初公開の小惑星探査機「はやぶさ2」の2分の1模型なども並ぶ。AR(拡張現実)を活用した「月面旅行の疑似体験」や宇宙服のレプリカと記念撮影できるコーナーもあり、宇宙の世界を楽しみながら学ぶことができる。
初日には仁坂吉伸知事らがテープカットをし、開幕を祝った。同市出身のスペースアートクリエーター・池下章裕さんが手掛けた「はやぶさ2」などのコンピューターグラフィックスのイラストも並び、その美しさと精巧さに来場者は見入っていた。
午前10時から午後7時まで。
問い合わせは同実行委員会(℡073・435・3100)。
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