公立高校の入試始まる コロナ感染対策徹底

和歌山県内公立高校の2022年度入学試験が9日、全日制29校4分校62学科、定時制7校9学科で一斉に始まった。

この日は学力検査を実施し、午前に国語、社会、数学、午後からは理科と外国語(英語)の試験が行われた。

和歌山市太田の県立向陽高校(出願倍率1・21倍)では、7教室に分かれた受験生が、机の上に受験票と筆記用具を準備。注意事項のアナウンスを聞いた後、問題と解答用紙が配布され、試験開始を静かに待った。

同校では、検査場の出入り口にアルコール消毒液を設置。入室時の手指消毒や解答用紙を集める際の換気、昼食時は受験番号の奇数と偶数ごとに検査室と待機室の2部屋に分かれてソーシャルディスタンスを保ちながら食事をするなど、新型コロナウイルス感染症対策の徹底を呼び掛けた。

学力検査に続いて、10日には面接・実技検査があり、合格発表は17日午前10時。試験を受けられなかった生徒を対象とした再試験と追募集の試験は25日に行われる。

問題と解答用紙の配布を待つ受験生たち

問題と解答用紙の配布を待つ受験生たち

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