「好き」の力信じ前進 公立小学校で卒業式
和歌山県内のほとんどの公立小学校で18日、令和3年度の卒業式が行われ、和歌山市西浜の市立雑賀小学校では、卒業生130人が市川圭造校長から卒業証書を受け取った。
市川校長は式辞で、漫画家の水木しげる氏の言葉、「他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし」、「好きの力を信じる」の二つを紹介。
「あなたには必ずあなたの好きがある。何よりも熱中できること、心から楽しいと思うことを見つかるまで探し続けてほしい」と伝え、「雑賀小学校で学んだことを胸に、好きの力を信じて生き生きと自分の道を歩んでいってください」とエールを送った。
「卒業生の歌」では、卒業生一人ひとりがソーシャルディスタンスを取って立ち、新型コロナウイルス感染対策のため出席が1人に制限された保護者の方を向いて、マスク着用のまま全員で「旅立ちの日に」を合唱。舞台側に用意されたスクリーンには卒業式の予行練習を行うメイキング映像が流れ、最後まで成長し続ける卒業生らの姿が、マスク越しにも透き通る歌声とともに披露された。
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