市和歌山が初戦勝利 米田が花巻東に完投

第94回選抜高校野球大会は5日目の23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、第1試合で市和歌山が花巻東(岩手)を5―4で破り、2年連続で初戦を突破した。市和歌山は序盤に打線がリードを奪い、エース米田天翼(つばさ)が大会屈指のスラッガー佐々木麟太郎らを擁する花巻東の強力打線の猛追をしのぎ、完投した。市和歌山の次戦は、大会8日目第2試合(午前11時半)で明秀日立(茨城)と対戦する。

 

【1回戦】

花巻東
市和歌山 ×

〔花〕万谷、工藤―田代〔市〕米田―松村▽三塁打=寺田(市)▽二塁打=千葉、金(花)寺田(市)

 

市和歌山の先発・米田の立ち上がりは制球に苦しみ、1回無死一、二塁となったが、3番佐々木と4番を連続三振に打ち取り、2死から適時打を許したものの、初回のピンチを1失点で切り抜けた。

打線は2回、先頭の4番寺田椋太郎が三塁打で好機をつくると、一死から田嶋優汰の右犠飛で同点。3回は連打などで1死二、三塁とし、相手の暴投で勝ち越した後、堀畑樹が適時内野安打で3点目、寺田が右適時打で4点目を奪い、この回一挙3点を加えた。さらに6回、寺田が二塁打で得点圏に進むと、1死三塁から田嶋の適時打でリードを4点に広げた。

花巻東打線を散発に抑えていた米田は、9回に最大のピンチを迎えた。連続二塁打、犠飛で2点を返され、2死一塁から佐々木に死球を与えると、4番の適時打で1点差に詰め寄られたが、最後は邪飛でリードを守り切り、153球の完投で勝利した。

市和歌山の半田真一監督は「米田には持ち味のストレートを中心に、かわさず勝負していけと言っていた。最後までしっかり投げ切ってくれた。打線もコンパクトにしっかりミートを心掛け、いいつながりを見せてくれた」と話し、米田は「まだボールが高い。そこは修正したい。次は最少失点でいきたい」と反省を口にした。

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