地域貢献胸に 和歌山商議所が合同入社式

地元企業に就職した新入社員の門出を地域全体で盛り上げ祝福しようと、和歌山商工会議所主催の「新入社員合同入社式」が4日、和歌山市西汀丁の同会議所大ホールで行われ、県内の中小企業15社35人が、社会人としての第一歩を踏み出した。

ことしで4回目。式では、勝本僖一会頭が「立ちふさがる壁は新たなチャンスと前向きに捉え粘り強く、頑張って」と激励し「責任感ある社会人として地域にとってなくてはならない人に育っていただきたい」とあいさつ。尾花正啓市長は「地元市長として大歓迎する。ここにいる同期と悩みや喜びを分かち合い成長してほしい」と呼び掛けた。

新入社員を代表して、マエセキ工業㈱の三上巧真さん(20)が「社会の発展に力を尽くすとともに、地域に貢献できる社会人に育っていきたい」と力強く決意を述べた。

㈱ウイルバーン商事の山口勇人代表取締役の講演や、㈱紀の州コンサルティングの濱田智司さんのビジネスマナー講座もあり、社会人としての心構えや立ち居振る舞いを学び、㈱小向商会の滝本航汰さん(22)は「早く仕事を覚え、大好きな地元のため貢献できれば」と表情を引き締めた。参加した企業は次の通り。

アドネット㈱▽池田鉄工㈱▽㈲岩井器械店▽㈱ウイルバーン商事▽小栗国際労務事務所▽㈱河北食品▽貴志川ゴルフ倶楽部▽㈱小池組▽国土建設㈱▽㈱小向商会▽㈱ダイキョウ▽菱岡工業㈱▽マエセキ工業㈱▽ユタカ交通㈱▽和歌山商工会議所

力強く宣誓する三上さん㊧

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