リーヴォが白星発進 関西リーグ1部開幕

日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指す関西サッカーリーグ昨年リーグ2位のアルテリーヴォ和歌山の今季リーグ戦が開幕した。リーグ1部第1節は9日に2試合、10日に2試合が各地で行われ、地元のアルテリーヴォは10日に兵庫県洲本市の五色台運動公園で昨年7位の守山侍2000(滋賀)と対戦。後半に3点を奪い、3―0と快勝した。

前半は、開幕戦独特の緊張感で両チームともに点を奪えず0―0で折り返した。

試合が動いたのは後半21分すぎ、左サイドのMF田口遼が放ったシュートがポストに当たり、こぼれたボールをFW北島大河が押し込み先制点。

後半アディショナルタイムに入っても攻撃の手を緩めないアルテリーヴォは、1分に左サイドを抜け出したMF田口からパスを受け、FW久保賢悟が落ち着いて決めて待望の追加点を挙げた。試合終了間際の4分には、FW久保のシュートを相手選手が弾いたところ、詰めていたMF堀野翔が押し込み3点目を積み上げた。

守備では相手攻撃陣をシャットアウト。シュート5本に抑え完封勝利。次節に弾みをつけた。

試合後インタビューに答えた北島は、「田口からパスをもらうつもりだったが、結果的に決めることができて良かった」と話し、海津英志監督は「我慢強く戦ってくれた。勝ち点3を取ったことは大きい」と試合を振り返った。

第1節を終え、4チームが勝ち点「3」に並んだ。アルテリーヴォの次節は16日、滋賀県野洲市のビックレイクBで昨年6位のレイジェンド滋賀FCと対戦する。午後2時キックオフ。また、24日には橋本市運動公園多目的グラウンドで天皇杯の県予選準決勝を迎える。対戦相手は未定。午後2時キックオフ。

ゴールを決めた北島選手㊨(アルテリーヴォ和歌山提供)

ゴールを決めた北島選手㊨(アルテリーヴォ和歌山提供)

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