防災力の向上を 近大の学生消防団が始動
和歌山県の紀の川市消防団本部近畿大学部の第1回会議が同市西三谷の同大生物理工学部で行われた。団員たちが顔合わせをし、今後の方針を確認した。
同消防団は2019年4月に結成。学生6人、職員7人の計13人で始動した。活動として放水や心肺蘇生訓練などを行う。自身や周りの人々の命を守る方法を知り、防災意識の向上や地域の安全に貢献している。
本年度は新たに女性団員を含む12人が参加し、20人体制になった。会議では同学部に勤める中道芳正部長が「訓練をしっかりと積み重ねて頑張ってほしい」とあいさつ。団員同士が自己紹介をして親睦を深めながら活動への一歩をスタートさせた。
新入団員訓練は5月15日、救命講習会は6月12日に行う予定。
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