紫の花たわわ 四季の郷で藤棚の見頃終盤
和歌山市明王寺の道の駅「四季の郷公園」で藤棚が見頃を迎え、来園者は鮮やかな紫色の花を見上げながら散策を楽しんでいる。
同公園は今月2日に新装オープンし、新たな遊具なども整備されたばかり。天気の良い日には、市内外から訪れる親子連れらでにぎわう。
藤棚は園内の「つきやまの遊び場」の周囲に全長165㍍にわたって設置され、ブドウの実のようにたわわに咲いた紫の花が、やわらかで甘い香りを周囲に漂わせている。
来園者は藤棚の下を歩いたり、近くのベンチから座って眺めたり、スマートフォンで撮影したり、思い思いに時間を過ごしている。散り始めた房もあり、今週末が見頃の終盤となりそう。
散策に訪れた同市六十谷の女性(31)は「きれいな花といい匂いに包まれて、とても気分がいいです」と話していた。
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