GW明け「一番怖い」 知事が感染拡大警戒

仁坂吉伸和歌山県知事は11日、3年ぶりの行動制限なしのゴールデンウイークが明けてからの新型コロナの状況について、「これからが一番怖く、感染拡大を心配している」と警戒感を示した。

県内のGW期間中の交通量や高速道路、JR、ホテル・旅館、テーマパークの利用状況をみると、コロナ禍前の2019年と比較しておおむね7、8割程度まで回復して、帰省や飲食の機会が増えており、「かといって経済や生活に制限をかける気はない。保健医療行政と県民の協力を得て、今後もコロナ感染を最小限に抑えることを続けていくしかない」と述べた。

その上で「このコロナは特に症状が軽い人が多いので、ついつい感染しても勤務してしまうことがある」とし、発熱、咳、咽頭痛、けん怠感などがある場合は通勤通学を控えて直ちにクリニックを受診することを呼び掛けた。無症状で感染に不安を感じる人はPCR検査など(今月末まで無料)を受検することとした。

 

「症状があればすぐクリニック受診を」と仁坂知事

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