来て、見て、ほっこり 趣味生かした作品展

70歳代を中心にそれぞれの趣味を生かして楽しむ「ほっこり趣味の会」の作品展が31日まで、和歌山市禰宜のケーキサロン・マニエールで開かれている。

同会は10年ほど前、同市美園町のみその商店街にあったカフェ「ほっこり」で活動していたメンバーが中心となって立ち上げた。日本画や編みぐるみ、俳句などジャンルを問わず、さまざまな趣味を楽しむメンバーが集い、年1回の作品展に向け、互いに楽しみながら制作している。

今展では、花びら一枚一枚を手染めしたアートフラワーや四季折々の絵に温かい一言を添えた絵手紙、繊細な技巧が光るビーズアクセサリーに珍しい大津絵やデコパージュなど同会のメンバーが手掛けた多彩な作品50点以上が並ぶ。出品者は、倉垣幹子さん、上田清子さん、小栗千恵子さん、嶋本節子さん、瀧本孝子さん、竹林光子さん、藤島壽子さん、堀洋子さん、前北美枝さんの9人。

同会のメンバーは「みんなで楽しくやっている会」と話し『高齢だからやめとこう』ではなく、みんながいるから次も頑張ろうと思えるのがうれしい」と笑顔。互いの趣味を教え合うメンバーもいて、年1回の作品展がなによりの励みになっているという。

アートフラワーを出品した倉垣さん(73)は「それぞれの個性ある作品がそろう展示。ぜひ見てほっこりしてほしい」と呼び掛けている。

午前9時から午後7時(最終日は3時)まで。問い合わせは同店(℡073・477・3155)。

それぞれの作品を手に、笑顔の同会メンバーら

それぞれの作品を手に、笑顔の同会メンバーら

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