ポケモンとサッカー さつきこども園で教室

和歌山県サッカー協会主催の2022年度キッズ巡回指導が19日、和歌山市中島のさつきこども園(木村憲代園長)で行われ、園児たちはアニメ「ポケットモンスター」の人気キャラクター・エースバーンと一緒にサッカーで汗を流した。

日本サッカー協会では、未就学児や児童を対象にボールを蹴る楽しさを味わってもらおうと、同協会の巡回指導員が全国各地で出前教室を行っている。

県内では昨年に続き3回目の開催。同園では新型コロナウイルス感染対策により、4歳児から5歳児までの園児55人が2クラスに分かれて参加した。

園児たちは、県サッカー協会の巡回指導員でキッズ委員長を務める吉田佳弘理事ら3人の指導にしっかり耳を傾け、「けんけんぱ」などの準備運動とエースバーンとのミニゲームを楽しんだ。

この日、最高気温は28度まで上がり夏日となったが、園児たちは暑さに負けず元気いっぱいにグラウンドを駆け回った。鬼ごっこよりもサッカーが好きだという岸光翔(みなと)さん(5)は、「エースバーンとサッカーできてうれしかった」と声を弾ませた。

同園の矢野有美子総主任は「室内の催しは満足にできていないが、屋外では体を動かす機会が増えてきた」と話し、「体を動かすことで心も豊かになってほしい」と園児たちの成長を願っていた。

エースバーンと準備運動する園児たち

エースバーンと準備運動する園児たち

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