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魅力発信に尽力　県観光連盟が功労者表彰

和歌山県観光連盟は６日、２０２２年度定時総会を和歌山市のホテルグランヴィア和歌山で開き、観光功労者に選ばれた、みなべ町の植田英明さん（６９）、那智勝浦町の外山靖夫さん（８０）の２人と、県内観光関連業者の優良従業員９人を表彰した。

植田さんは１３年度から２年間、みなべ町観光協会会長を務め、観光受け入れ体制の整備に寄与した他、１４年度にみなべ・田辺・上富田観光活性化協議会を立ち上げ、主催する「熊野古道紀伊路・中辺路リレーラジオ＆ウォーク」を通じて地域の魅力を県内外に広報した。

外山さんは、那智勝浦町観光協会会長を０５～１３年の４期にわたり務め、０７年度には協会内にインバウンド誘致委員会を設立して外国人観光客の誘致を進め、海外市場の開拓に尽力。関西圏の大学へのスポーツ合宿誘致にも取り組むなど、町の観光振興に大きく貢献した。

総会では、同連盟名誉会長の仁坂吉伸知事が「コロナが明けたら、和歌山にどんどん人が来てくれるのではないか。官民挙げて観光で和歌山発展の礎を築いていきたい」とあいさつ。受賞者に表彰状を手渡した。

受賞者を代表して外山さんは「本日の栄誉を胸に刻み、地元の魅力を観光客に伝えていく」と謝辞を述べた。

優良従業員表彰を受けたのは次の皆さん。

崎山雅弘（ホテルグランヴィア和歌山）▽松房和子（ホテルアバローム紀の国）▽尾﨑友宣（南海電気鉄道㈱）▽清水秋夫（ユタカ交通㈱）▽吉村欣也（㈱トヨタレンタリース和歌山）▽横平真紀（熊野観光開発㈱）▽山野上晶子（熊野御坊南海バス㈱）▽𠮷本治美（㈲串本儀平）▽石川大樹（熊野観光開発㈱）