こ・はうすに寄付金 大和証券グループ

5月に創業120周年を迎えた大和証券グループは、地域への感謝を込め、未来を担う子どもたちを支援しようと、和歌山市楠見中のNPO法人「子どもの生活支援ネットワーク こ・はうす」に100万円を寄贈。15日に大和証券㈱和歌山支店の坂本清支店長らが同団体を訪ね、贈呈書を手渡した。

「大和証券グループ120周年記念こどもの未来プロジェクト」と題して実施。子どもの貧困リスクの低減に取り組む子ども支援団体を対象に、全国にある同社の本・支店から地域の子ども支援団体に1億1000万円、内閣府の「子供の未来応援基金」に1000万円の総額1億2000万円を寄付する。

「こ・はうす」は2015年1月に活動を開始。一人親家庭や親の病気・障害、経済的な困窮など経済的・精神的支援が必要な子どもを対象に、一軒家の同所や河西コミュニティセンター、和歌浦の民家で子どもとスタッフが一緒に食卓を囲むとともに、勉強や遊びを通して子どもたちの学びや成長、安心できる居場所づくりに取り組んでいる。

寄贈式には坂本支店長の他、同社の吉田朱莉さん、ミニック賢さん、こ・はうすの谷口知美理事長、馬場潔子事務局長が出席。坂本支店長が谷口理事長に贈呈書を手渡した。

坂本支店長は「食で困る子どもたちに真摯(しんし)に向き合って解決している団体。一人でも多くの子どもが笑顔になって安心して暮らせるように少しでも貢献できればうれしい」、谷口理事長は「多大な寄付を頂き、驚きとありがたい気持ちでいっぱい。食材支援などに使っていければ」と感謝を述べた。

こ・はうすでは活動の趣旨に賛同し応援してくれる人からの寄付を募っている。詳細は、こ・はうす

 

目録を手に大和証券和歌山支店の坂本支店長㊧と谷口理事長