ホーム2000人集客へ アルテリーヴォ

関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山は、7月10日に和歌山市毛見の県営紀三井寺公園陸上競技場で行われるナイター試合に2000人の観客を動員しようと計画。6月20日には県庁前で、ユニホーム姿の選手とスタッフ約20人が出勤途中の職員らにチラシを配り、観戦を呼び掛けた。

アルテリーヴォ和歌山の目標であるJリーグの3部「J3」へ昇格するための判断基準の一つになる「平均観客数2000人以上」を、現所属リーグで1試合達成しようと、「2000人プロジェクト」として実施する。2019年にも同競技場で企画して2290人の来場を達成しており、再びコロナ禍前の活気を取り戻そうと取り組む。

リーグ戦後期のホーム初戦となる第9節は、7月10日午後7時から、レイジェンド滋賀と対戦。入場料は無料(無料駐車場あり)。入場口ではチラシを持参またはアルテリーヴォ和歌山公式LINE登録者先着2000人に「光るブレスレット」を配布する。

競技場周辺では、カレーパンやクレープ、沖縄料理などスタジアムグルメも楽しめる。また、「浴衣deスタジアム」と題し、「WAとWA」の宇治田いさ子さんらベテラン着付師のサービスをワンコイン500円で受けられ、ひと足早い夏祭り気分が味わえる(先着30人)。

同市、南海電鉄とのコラボで、同市が舞台のアニメ「サマータイムレンダ」のPRブースも設置。同日が投票日の参院選の投票済証明書をグッズ売場で提示すると、翌試合以降に使える100円引き券を先着100人にプレゼントする。

チラシを配った大北啓介主将は「頑張ってと声を掛けてくれる人もいた。コロナ禍で試合ができなかったぶん、期待に応えたい」と話した。選手と一緒に呼び掛けた児玉佳世子代表は「チラシを受け取ってくれた人のためにも、ぜひ成功させたい」と意気込んだ。

着付けの予約は30日まで。受付時間は、平日の午前10時~午後6時。申し込みはNPO法人和歌山からJリーグチームをつくる会(℡073・488・3288、メールinfo@arterivo.com)。

チラシを配りPRする上原賢太郎選手㊨

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