地域の発展とともに歩む 本紙創刊30周年

わかやま新報は7月1日、創刊30年を迎えました。1992年に産声を上げ、県都・和歌山市唯一の日刊地方紙として、人やまちの魅力、地域の「今」を伝えてきました。

本紙は、大正初期に田辺町(現田辺市)に誕生した「牟婁(むろう)新聞」以来、県内の地方新聞2紙の号数を引き継いでいます。牟婁新聞は第1万2202号まで継続し、1987年6月5日、その号数を引き継いだ「紀州新報」が旧田辺市で創刊。第1万2203号から1万3788号まで発刊しました。

その号数を引き継ぎ「和歌山新報」(2002年7月に「わかやま新報」に改称)が創刊。和歌山市内の日刊地方紙としては「和歌山新聞」の廃刊以来、20年ぶりの復活となりました。

以後、郷土の多くの人々に支えられ、和歌山市、海南市、紀の川市、岩出市、紀美野町の5市町を地盤に読者に紙面を届けています。

SNSの普及やライフスタイルの変化などにより、新聞業界が置かれる状況は年々厳しさを増し、外部環境の変化に柔軟に対応していく必要があります。日刊地方紙として蓄積してきた取材、新聞製作のノウハウを生かした新事業やサービスの提案に力を入れ、さまざまな挑戦を重ねる覚悟です。

社是「一筆同心」のもと、わかやま新報はこれからも皆さんに必要とされる新聞を目指し、地域の発展とともに歩み続けます。

 

輪転機で印刷され読者のもとへ

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