子会社のヒラマツを吸収合併へ オークワ
和歌山県内スーパー大手のオークワ(和歌山市中島、大桑弘嗣社長)は連結子会社のヒラマツ(同市新中通、櫻井雅之社長)を吸収合併する。
ヒラマツは1964年に設立し、2006年にオークワが子会社化した。
今回の吸収合併は同社グループの営業力の強化や経営効率の向上が目的。合併の方式はオークワを存続会社とする吸収合併方式で、ヒラマツは解散する。
ヒラマツは現在債務超過状態にあるが、合併に先立ち、オークワがヒラマツに対して有する債権の一部を放棄し、債務超過を解消した上で合併する。放棄する債権は貸付金で9億円(見込み)。
合併契約締結日は7月5日、合併効力発生日は11月21日を予定している。
オークワの2022年2月期連結売上高は2559億9600万円、営業利益
52億3300万円、経常利益54億6300万円。ヒラマツの22年2月期売上高は61億6300万円、営業損失5900万円、経常損失6200万円。
今回の合併はオークワの100%子会社の吸収合併であり、連結業績への影響は軽微だという。
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