オークワが32万円寄付 紀の国森づくり基金

スーパー大手のオークワ(本社=和歌山市中島、大桑弘嗣社長)は10日、県の環境保全活動に役立ててもらおうと「紀の国森づくり基金」に32万1194円を寄付した。

今回寄付したのは、大手日用品メーカー花王の再生プラスチックを使用した洗濯用洗剤や節水に特化した食器用洗剤など、17アイテムの売上金の一部。環境月間に合わせ、6月1日から30日にかけて全146店舗で寄付を行うキャンペーンを実施した。

同日、贈呈式が和歌山県庁で行われ、同社の上席執行役員で住居衣料事業部の大桑壮勝部長や花王グループカスタマーマーケティングの執行役員で近畿支社の西川博幸支社長らが出席。県農林水産部の山本佳之部長に目録を贈った。同基金は2007年度に設置。寄付金は、森林環境の保全や森林と共生する文化の創造に関する取り組みなどに活用される。

感謝状を手にする大桑部長(右から2人目、オークワ提供)

感謝状を手にする大桑部長(右から2人目、オークワ提供)