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貴志川ゴルフ優勝　関西インタークラブ予選

関西のゴルフクラブナンバーワンを決める「第８１回関西インタークラブ競技」の東近畿Ｇ地区予選が１９日、和歌山カントリー倶楽部（和歌山市梅原）で行われ、県内１３のゴルフクラブから７８人が出場した。

関西ゴルフ連盟が主催し毎年行われている大会で、各クラブ代表選手６人の合計スコアによって順位が決まるチーム戦。年齢無制限の部と５５歳以上の部に分かれて行われ、２６歳から７５歳までの選手が各クラブの名を背負い戦いに挑んだ。

大会競技委員長の上田宥夫さん（７５）は「県内のアマチュアの大会では一番大きな権威のある大会。猛暑、コロナの厳しい状況の中、各ゴルフクラブの支配人が競技委員やスタッフを務めてくれて、一丸となって開催できたことをうれしく思う」と話した。

今回初めて年齢無制限の部に出場した紀の国カントリー倶楽部（紀の川市）の鈴木和哉さん（５０）は「とても緊張している。各クラブから選ばれたうまい人ばかりなので、プレーを見て刺激を受けている」と真剣な面持ち。

５５歳以上の部に出場したレオグラードゴルフクラブ（日高川町）の西川彰信さん（６５）は「初めて参加したけど楽しんでプレーできた」と笑顔。

結果は、１位貴志川ゴルフ倶楽部（紀の川市）、２位サンリゾートカントリークラブ（紀美野町）、３位南紀白浜ゴルフ倶楽部（上富田町）。

上位２チームは９月２２日に有馬ロイヤルゴルフクラブ（神戸市）で行われる決勝に出場する。

優勝した貴志川ゴルフ倶楽部の岡本豊支配人（５４）は「昨年は９位だったのでリベンジに燃えていたから優勝できてうれしい。決勝は気負わず楽しんで優勝したい」と喜んでいた。