日本一の喜びを報告 和歌山ハーモニーズ

全国最大規模の女子学童軟式野球の頂点を決める「NPBガールズトーナメント2022(7月30~8月5日、石川県金沢市民野球場など)で優勝した和歌山ハーモニーズの和田昌宏監督と選手12人らが23日、県庁を訪ね、仁坂吉伸知事、尾崎要二県議会議長らに優勝を報告した。

同大会はNPB推薦1枠を含む各都道府県代表43チームが出場した。ハーモニーズは、第6、7回大会で準優勝。今大会の準々決勝で、逆転サヨナラ勝ちを収め、勢いそのままに初優勝を果たした。

メンバーたちは、県軟式野球連盟の池田富保常任理事と共に議長応接室で優勝を報告。準々決勝のオール宮城ブルーリボン戦でサヨナラ勝ちを決めた田陽名子選手(中貴志6年)は、「最後は自分が決めるという気持ちで打席に立った」と話し、会場から拍手が送られた。

先発の軸として活躍した橋本咲生選手(岩出6年)は、「打撃で結果を残すことはできなかったが、チームが点を取ってくれたので、気持ちの面で負けずに投げ切ることができた」と笑顔を見せた。同席した和田監督は、「橋本さんは、調子が悪くても試合の中で本来の投球リズムを取り戻せる子。安心してマウンドを任せることができた」と振り返った。

その後、正庁で行われた仁坂知事への優勝の報告では、仁坂知事が「いい思い出になったと思う。この中からプロ選手が誕生してくれることを期待しています」とたたえ、中本美咲主将に記念品を贈った。

仁坂知事と記念撮影したハーモニーズの優勝メンバー

仁坂知事と記念撮影したハーモニーズの優勝メンバー

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