新規感染2017人 2人死亡、クラスター3件

和歌山県が25日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は2017人(うち見なし陽性113人)で、前週の同じ木曜に比べ174人減少した。湯浅保健所管内の90代女性と和歌山市の80代男性の死亡が確認され、死者は累計191人。新規クラスター(感染者集団)の認定は3件だった。

新規感染者の保健所管内別内訳は、和歌山市946人、海南102人、岩出166人、橋本178人、湯浅93人、御坊68人、田辺348人、新宮113人、県外3人。

亡くなった90代女性はクラスターとなった特別養護老人ホームの入所者で、新型コロナは間接死因。80代男性は、新型コロナが直接死因となった。

新規クラスターの場所と感染者数は、611例目が和歌山市の病院で入院患者8人と職員3人、612例目は同市の特別養護老人ホームで入所者20人と職員5人、613例目は岩出管内の介護老人保健施設で入所者8人と職員3人だった。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日比18・8人減の1459・1人。保健所管内別では和歌山市1673・0人、田辺1599・9人が過去最多となった。県内の感染者は累計10万8197人。入院者数は348人、重症者は県基準で70人、国基準の該当者は6人、肺炎患者は92人。病床は1床増の545床となり、使用率は63・9%。自宅やホテルでの療養者は1万3196人。

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