岸本氏が議員辞職へ 知事選の活動に専念
任期満了に伴う県知事選(11月10日告示、27日投開票)に立候補を表明している岸本周平衆院議員(66)=和歌山1区=は29日、9月1日に議員辞職する意向を表明した。
岸本氏の事務所によると、岸本氏は29日に東京都内で開かれた自身の政治団体が主催するセミナーの席上、1日に議員辞職し、知事選の活動に専念する考えを話した。
知事選には、岸本氏が5月に立候補を表明し、現職の仁坂吉伸知事は6月の県議会で5選不出馬を明言した。
岸本氏は所属していた国民民主党に離党届けを出し、7月に承認された。知事選には「無所属の県民党」で臨み、与野党各党に推薦を求める意向を示し、すでに自民党に推薦願いを提出。同党県連は態度を明らかにしておらず、知事選の対応を検討している。
9月1日に岸本氏が辞職した場合、通常は10月に補選が実施されるが、昨年の衆院選に関する「1票の格差」訴訟が継続中のため、判決が確定するまで補選は行われない。
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