夫婦で楽しんで ホッピングが男性子育て講座

子育て中の母親の就業や育児を応援するNPO法人ホッピング(和歌山市雑賀町)が9~11月の毎月1回、市からの委託を受けて、本年度の同市男性子育て推進事業の講座「わかやましステキなかぞく大作戦!夫婦のきずなはぐくむおやこ育ちワークショップ」を開く。現在、参加者を募集中。

初回の17日は午前10時と午後1時半から、同市本町2丁目のフォルテワジマ6階で「子育てを通して考える防災×夫婦のパートナーシップ講座」を開く。

同講座の講師は、めぐみと森のようちえんの代表で、防災士の佐道大倫さんと匡子さん夫妻。東日本大震災の被災地支援の経験を話したり、男性・女性それぞれの視点から防災グッズを紹介したりする。

参加者らがグループに分かれて「我が家の防災」を話し合う時間も設け、防災をテーマに夫婦であらゆる状況を想定しながら話し合うことの大切さも学べる。各回定員7世帯。9日締め切り。

第2回目の10月16日は午前10時半、11時半、午後0時半から、同市北桶屋町の本町プランテでワークショップ「パパと一緒にわくわく料理体験 石窯ピザをつくろう!」を開く。同店が教える簡単レシピでピザ作りに挑戦できる他、子育て中の父親たちのサークル「パパチカ」の協力で、大型の塗り絵も登場。参加者同士の交流も行う。各回定員10世帯。10月7日締め切り。

第3回目は11月20日。午前10時と午後1時半からフォルテワジマ6階で「夫婦の意識のズレ解消!トモダテ教室」を開く。トモダテトレーナーで時短家事コーディネーターの三宅春香さん・耕平さん夫妻が講師を務め、家事育児と仕事の両立不安を解消するためのテクニックや、時短家事アイデアを伝授。夫婦で「意識のズレ」の解消を目指す。各回定員7世帯。11月11日締め切り。

同NPOは現在、市内の2カ所で「和歌山市地域子育て支援拠点」を運営しており、代表の貫名茜さんは「家族みんなで訪れる人も増えた」と話す。中には育休中の父親が子どもと一緒に訪れることもあり、「もう一押しあれば、より夫婦で子育てを楽しめるのでは」と期待。

今回のワークショップでの学びや啓発を通じて、「より楽しく、夫婦で子育てを楽しんでほしい」と願い、楽しそうな両親を見て育った子どもが将来、大人になった時に自然と夫婦で子育てを楽しめるのではと、次世代への引き継ぎにも期待している。

詳細は同NPOのホームページ(https://hoppingmama.com/)、申し込みは公式ラインから。

NPO法人ホッピング代表の貫名さん

NPO法人ホッピング代表の貫名さん

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