長生きして 敬老の日を前に園児が手紙
19日の「敬老の日」を前に、和歌山市毛見のみちる保育園の園児213人(0~5歳児)が13日、祖父母に宛てて絵やメッセージを書いたはがきを手作りのポストに投函(とうかん)した。
同園恒例のはがきの差し出し式には、県のPRキャラクター「きいちゃん」が登場。新型コロナウイルスの影響で、一昨年、昨年に引き続きことしも郵便局の局長や配達員は出席せず、規模を縮小して行われた。
差し出し式では、きいちゃんを前に園児らは「かわいい!」などと歓声を上げ、クラスごとに分かれてポストにはがきを投函。投函後は、きいちゃんと握手やハイタッチを交わすなど、つかの間の交流も楽しんだ。
年長組の橋和瑚ちゃん(6)は夏休みに祖母とプールに行って遊んだ思い出をはがきに描き、「『プールに連れていってくれてありがとう』と書いた」とにっこり。御前(みさき)旺祐ちゃん(5)も「おばあちゃんの家でボール投げをして遊んでいる絵を描いた」と言い、「また遊びたい」と笑顔で話した。
池永善弘園長は「おじいちゃん、おばあちゃんに元気で長生きしてもらいたいという純粋な子どもの気持ちが、お年寄りを大切にしたり、尊敬したりする思いにつながれば」と願っていた。
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