清掃で地域へ恩返し 第一生命がお城で活動

第一生命保険㈱和歌山支社(岡崎誠支社長)は14日、和歌山市と岩出市にある5オフィス合同で和歌山城公園の清掃活動を行った。

地域貢献のボランティア活動の一環で実施。同支社と和歌山北、和歌山南、一の橋、阪和、岩出営業オフィスの従業員計120人が岡口門、大手門、砂の丸広場周辺で草引きをしたり落ち葉を集めたりして汗を流した。

和歌山支社の荒木友之・営業推進統括部長(53)は「地域で仕事をすることは、知らず知らずのうちに地域にお世話になっている。活動を通して地域に恩返しをしたい」と話す。

従業員らはそれぞれ鎌や竹ぼうき、火ばさみなどを手に「つるが伸びて大変」「筋肉痛で明日仕事できるかな」などと声を掛け合い、石段の隙間や生い茂る雑草、落ち葉などをきれいにした。

新入社員の金谷風花さん(25)は「竹ぼうきで落ち葉を集める作業は意外に重たさを感じた。暑くて大変だったけど、きれいになって気持ちがいい」と笑顔。45㍑のごみ袋50袋以上が集まり、岡崎支社長(47)は「お城は市のシンボルなのできれいな状態を保っていきたい」と話した。

石段の落ち葉を集める社員ら

石段の落ち葉を集める社員ら

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧