海岸でプラごみ回収 住まいの研究会が清掃

建築関係や不動産など住まいに関する業務を行う和歌山県内の会社が集まる「和歌山住まいの研究会」が13日、和歌山市毛見の浜の宮ビーチで清掃活動を行った。

同会は1992年に発足し、住まいに関しての研究・情報交換を重ねてきた。毎年春は和歌山城での花見が恒例行事だったが、新型コロナの影響で中止となり「お世話になった和歌山城に恩返しを」との思いで昨年春から清掃活動を開始。今回は、海水浴シーズンが終わった後のビーチをきれいにしようと会員23人が集合。火ばさみを持ってビーチを歩き、空き缶やペットボトルなどを拾った。

市内で不動産会社を経営する横田三起子さん(40)は「細かく砕かれたプラスチックごみがたくさんあった。もし魚が見たら餌と間違えてしまうかもしれない。これからは紙のストローを使いたい」と小さなかけらを一つずつ拾っていた。

同会の笹田剛史会長(42)は「思っていたよりごみがたくさんあった。みんなが海にごみを捨てなくなるようこの活動は続けていきたい」と話した。

夕方のビーチでごみを拾うメンバー

夕方のビーチでごみを拾うメンバー

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