ごみ「捨てない」意識を JTが清掃呼び掛け
「おどるんや」の会場となった和歌山城砂の丸広場では、日本たばこ産業㈱(JT)和歌山支社(和歌山市太田、大野大輔支社長)が市民参加型の清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」を実施。家族連れや踊り子たちが、ごみ袋とトングを受け取り、会場周辺に落ちているごみを回収した。
ごみを拾う体験を通じて、ごみを捨てない意識を広めようと、JTが地域貢献活動の一環で2004年から全国各地で実施。県内でもこれまで約7780人が参加している。
この日は飲食ブースも並び、ごみは「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「ビン」「ペットボトル」などに分別した。
会場内には喫煙所も設置され、JT特設ブースに戻って来た参加者の中には「ごみ、なかったわ」「きれいやね」と話す人も多く、参加賞のエコバッグを受け取っていた。
田村崇昭副支社長(50)は「楽しみながらごみを拾うことが、マナー向上のきっかけになればうれしい」と話していた。
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