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夜のお城に感動　和歌山ＪＣイベント盛況

和歌山青年会議所（和歌山ＪＣ）は２３日、和歌山市の和歌山城で音楽や食、ライトアップなどが楽しめるイベント「ＰＯＷＥＲ　ＯＦ和歌山～みんなが主役」を開いた。

創立６５周年記念事業として実施。この日は朝から雨が降り続いたが、夕方には晴れ間が広がり、会場は多くの人でにぎわった。

砂の丸広場には地元のグルメや雑貨を販売する４０店が並び、２３の音楽グループがライブ演奏を披露。一日を通してさまざまなイベントが行われた。

午後６時からは和歌山城をライトアップ。和歌山マリーナシティで恒例となった光の祭典フェスタ・ルーチェを手掛けるタカショーデジテック（海南市）が全面監修し、砂の丸から二の丸、裏坂、天守閣が幻想的な空間に変身。来場者先着５０００人に光るうちわがプレゼントされ、ライトアップした風景を盛り上げた。

和歌山市の和泉綾香さん（４１）は「夜の和歌山城に来たのは初めて。ライトアップされていつもと全く違ってきれい」と驚きの表情。

またこの日は特別に天守閣の入場料が無料となり、開場時間も午後９時半まで延長。普段見ることができない天守閣からの夜景を楽しむことができた。

日高町の嶋田敏治さん（６１）は「天守閣から夜景を見るのは初めてで、とてもきれい」と感動していた。

和歌山ＪＣまちづくり委員会の瀧本淳委員長は「行政や企業、団体と連携、協力し大きなイベントを開くことができ、お客さんに喜んでもらってうれしく思っている。和歌山の観光資源、財産を再認識してもらう機会になれば」と話した。