三輪車3台など贈る 中RCがあすなろ保に

和歌山中ロータリークラブ(RC、宮本嘉久会長)は日本赤十字社和歌山医療センター内の「あすなろ保育園」(和歌山市小松原通)に21日、ターボ三輪車3台と物置1台を贈呈した。

同園には日赤で働く職員の0歳から5歳の子ども72人が通っている。

園庭で遊ぶおもちゃが少ないことと、収納場所がなく野ざらしになり困っていると聞き、贈呈に至った。

本田礼子園長代理は「おもちゃを大事にする心を学び、活発に運動するのに役立てたい」と感謝した。

同クラブでは1990年からフィリピン・サンペドロ市貧困地域におけるデイケアセンター保育園建設プロジェクトに取り組んでいる。2005年からはフィリピンで4年制大学スカラーシップを行い、経済的に大学進学ができない貧困家庭出身の優秀な生徒1~2人を選抜し、勉学費用を全額支援している。

今回は社会奉仕活動として、地域社会で役立つことを模索していたところ、同センターの元副委員長が会員であることから、同園に支援品を贈呈することを決めたという。

宮本会長は「子どもたちに喜んでもらえたらうれしい。これからも積極的に奉仕活動に取り組んでいきたい」と話した。

贈呈した三輪車を前に和歌山中ロータリークラブのメンバーと宮本会長(左から4人目)、本田園長代理(同3人目)

贈呈した三輪車を前に和歌山中ロータリークラブのメンバーと宮本会長(左から4人目)、本田園長代理(同3人目)

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