輸出入2期連続増加 22年上半期県内貿易額

大阪税関和歌山税関支署がまとめた2022年上半期の県内の貿易概況は、輸出が2601億円(前期比115・8%増)で2期連続のプラス、輸入は2632億円(同139・9%増)で3期連続のプラス、輸出入合計は5233億円(同127・3%増)で、2期連続のプラスとなった。

品目別の動向を見ると、輸出で主に増加したのは「石油製品」の1368億円(伸び率320・3%)や「管及び管用継手」の652億円(同51・7%)、主に減少したのは「ビレット及びシートバー等」の110億円(同マイナス35・6%)など。輸入で主に増加したのは「原油及び粗油」の1671億円(同162・6%)や「金属鉱及びくず」の144億円(同515・3%)、主に減少したのは「その他の化学製品」の12億円(同マイナス31・5%)などだった。

輸出額の国・地域別構成比は、シンガポールが13・3%(345億円)で最も多く、オーストラリアが12・6%(329億円)、アメリカが9・7%(251億円)、韓国が8・7%(226億円)、中国が7・2%(186億円)と続いた。

輸入額の国・地域別構成比は、アラブ首長国連邦が57・3%(1507億円)で最も多く、次いでアメリカが9・1%(239億円)、オーストラリアが6・0%(158億円)、ロシアが4・0%(106億円)、スペインが3・7%(97億円)だった。

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