フラメンコの魅力知って 23日県文で発表会

和歌山市友田町のフラメンコアカデミア「ラ・ダンサ アンダルシア(森久美子代表)」の研究生による発表会「フラメンコフェスティバル~アンダルシアの夢2022~」が23日午後3時から、県民文化会館小ホールで開かれる。

研究生38人がフラメンコの代表的な曲に合わせて熟成度の高い踊りを披露する他、森代表率いる舞踊団や、全日本フラメンココンクール優勝など多数の受賞経歴を誇る、屋良有子さんがゲスト舞踊手として登場。生演奏に合わせて情熱的な踊りで会場を魅了する。

研究生のほとんどが10年以上フラメンコを続けているといい、森代表は「コロナ禍でさまざまな規制がある中、皆さん頑張って練習を重ねてきたので、その成長ぶりをたくさんの人に見てもらい、一人でも多くの方に拍手を送ってもらえれれば」と願う。

また、森代表率いる舞踊団の演目『アレグリアス』では、フラメンコにポップスをプラス。ぶれないフラメンコの芯はそのままに、ポップスの豊かな表情を取り入れたという。

ユー・チューブなどオンラインでも気軽にフラメンコを見られる時代にあるが、「生の空気感を共有できる舞台は心に響くものが違う」とし、「毎年見に来ていただいている方には研究生の成長ぶりを、見たことのない方はフラメンコの魅力を知ってほしい」と笑顔で来場を呼び掛けている。

同発表会のチケットは一般2000円。学生(小・中・高・大・専)1000円。和歌山フラメンコ協会会員1000円。予約は同教室にメール(info@la-danza-andalucia.com)か電話(℡073・402・4331)。

問い合わせは電話で同教室。

ゲスト舞踊手の屋良有子さん(ラ・ダンサ アンダルシア提供)

ゲスト舞踊手の屋良有子さん(ラ・ダンサ アンダルシア提供)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧