3年ぶり引き上げ勧告 和歌山市職員の給与

和歌山市人事委員会(田中祥博委員長)は12日、市職員と民間の給与較差を解消するため、市職員の月例給と期末・勤勉手当(ボーナス)を引き上げるよう、尾花正啓市長と戸田正人市議会議長に勧告した。月例給、ボーナスともに3年ぶりの引き上げ勧告となった。

人事委の報告によると、規模50人以上の民間62事業所との給与比較で、月例給は市職員(37万4834円)が民間(37万5713円)を0・23%(879円)下回った。較差の大きい若年層に重点を置いた引き上げが必要としている。

ボーナスは、市職員の年間支給月数4・3カ月分に対し、民間は4・41カ月分であり、県職員の支給月数を0・1カ月分引き上げるよう求めている。

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