コロナ、インフル 知事が接種を呼び掛け
今冬、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行が懸念されていることを受け、仁坂吉伸和歌山県知事は26日の定例記者会見で、両方のワクチン接種を県民に推奨した。
仁坂知事は、新型コロナの感染状況が再び増加傾向を見せ、救急診療も増えていることから、インフルエンザとの同時流行になれば、重症化リスクの高い人の入院調整が困難になる事態などが想定されると指摘。「コロナもインフルもできるだけうつらないようにすることが大事。決め手はワクチンしかない」と述べ、両方のワクチン接種を検討するよう県民に呼び掛けた。
新型コロナワクチンは、オリジナル株とオミクロン株の両方に対応するファイザー社製の2価ワクチンが、11月17・24日の週に118箱(13万8060回分)追加配分されることが決定。これにより、2価ワクチンの県内配分は、2回目接種完了者数(8月28日時点)の約97%相当の量に達する。
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