防火を啓発 幼年消防クに鼓笛隊セット
和歌山市消防局は28日、片男波こども園(同市和歌浦南)の幼年消防クラブに、拍子木や太鼓、ミニキーボード、トライアングル、マラカスなどの鼓笛隊セットを交付した。
一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業(宝くじの助成金)を活用。2008年から市内の保育所など5カ所に楽器を交付している。
同クラブは1982年に結成され、現在122人のメンバーが所属。毎年12月、楽器を鳴らして近隣住人に火の用心を呼び掛ける防火パレードを行っている。
同園で行われた交付式では、中消防署南分署の西井正治署長(57)が「いっぱい楽しんで大事に使ってください」とあいさつ。年長の園児26人が代表し、お礼として「マッチ1本火事の元」と拍子木を鳴らした後、約1カ月間練習した「パイレーツオブカリビアン」のテーマ曲を演奏した。
同園の小堀理恵子園長(58)は、「ことしは拍子木を使って防火パレードができる。楽器で音を合わせる楽しさを学んでほしい」と感謝した。

交付された楽器を手に園児たち
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