「七つ道具」の準備完了 知事選へ県選管

10日告示、27日投開票の和歌山県知事選が迫る中、県選挙管理委員会は2日、候補者に交付する選挙運動用物資「七つ道具」の準備を済ませた。

候補者1人に交付される「七つ道具」は、街頭演説用標旗(1本)▽選挙運動従事者用腕章(11枚)▽乗車(船)用腕章(4枚)▽選挙運動用自動車(船舶)表示板(1枚)▽選挙運動用拡声機表示板(1枚)▽個人演説会用表示板(5枚)▽選挙事務所標札(1枚)――となっている。

今回の知事選は、4期目の仁坂吉伸知事が退任を表明しているため、新知事の誕生が確実。無所属で元衆院議員の岸本周平氏(66)=自民、立憲民主、国民民主、社民推薦=、無所属で政治団体「新党くにもり」元代表、元総務官僚の本間奈々氏(53)、共産党公認で党県常任委員、元和歌山市議の松坂美知子氏(66)の新人3人が立候補を予定している。

県選管は、地元の社会人サッカークラブ「アルテリーヴォ和歌山」を選挙啓発のイメージキャラクターに起用し、高校生らによる投票呼び掛けのメッセージリレーを行うなど、新たな取り組みで若年層を中心に幅広い世代に投票を啓発する。

 

「七つ道具」の準備をする県選管職員ら

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