黒潮国体の思い出並ぶ タイムカプセル公開
1971年に和歌山県内で開かれた「黒潮国体」を記念し、翌年に和歌山市の紀三井寺陸上競技場の敷地に埋められたタイムカプセルの収蔵品を紹介する展示が4日まで、同市西高松の県立図書館2階で開かれている。
「黒潮国体タイムカプセル」収蔵展示実行委員会が主催。
公開しているのは72年に埋められ、2015年に開かれた「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」に合わせ開封したタイムカプセルの収蔵品。
選手団のユニフォーム、メダル、黒潮国体に関する新聞記事や入場券など、ゆかりの深いものを展示している他、当時の学生が描いた絵やレコードなど懐かしい品も並ぶ。
当時、海南市立黒江小学校2年生だった萩野晴司さん(59)は「ユニフォームの色など今でも覚えている」と懐かしみ、「一人でも喜んでくれる人がいれば」と話していた。
午前9時から午後6時まで。問い合わせは萩野さん(℡080・3863・6977)。
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