献血で社会貢献を 和歌山石油精製が協力

和歌山県海南市藤白のENEOS和歌山石油精製㈱(佐久間雄一郎代表取締役社長)の社員や関係者らは9日、社会貢献の一環として献血に協力した。

同社では「献血は命を救う社会貢献」との思いから、1973年から毎年春と秋に献血を実施している。2015年には仁坂吉伸知事から感謝状が贈られている。

この日、同社敷地内に県赤十字血液センター(和歌山市和佐関戸)の献血車2台が配車され、同社のグループ社であるカイセキ産業㈱と富士エンジニアリング㈱、協力会社8社の社員らが参加。午前中で65人ほどが400㍉㍑の献血に協力した。

今回で7回目という同社社員の山本滋さん(59)は、体質の関係でこれまで献血に貢献できなかったといい、「行ってもまただめだろう」と、長年諦めていたそう。50歳を過ぎ、同社の佐久間代表の呼び掛けで行ってみたところ、献血することができたという。山本さんは「呼び掛けがなかったら献血ができていないままだった。何度しても針は怖いが、人の役にたっていることが何より。できるところまで続けていきたい」と話した。

 

多くの人が献血に協力した

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