テーマは災害と食 イコール会議が講演

多様な分野の女性が集まり、和歌山を元気にしようと活動している「和歌山イコール会議」(松原敏美代表)の設立10周年記念講演会が12月4日午後1時半~3時半、和歌山市美園町の県JAビル2階和(なごみ)ホールとオンラインで開かれる。「災害と食」をテーマに、被災時の食事の重要性や日頃の備えについて考える。

同会議は2013年12月に設立され、活動は10年目を迎え、「地域づくり」「防災」「働き方」「子育て・介護環境」「暴力防止」「多様な生き方応援」の6部会が、女性を取り巻く問題の解決を目指して取り組んでいる。

当日は、防災部会が取り組んできた、災害時に役立つ「マイ・トイレセット」の備蓄事業などの活動報告に続き、3人の講師が講演。公益財団法人味の素ファンデーション被災地復興応援事業マネージャーの齋藤由里子さんは「いざという時どうする?~あなたの食と栄養~」、日本栄養士会災害支援チームリーダーの伊藤智子さんは「災害時の食生活支援~『生きる』を繋ぐ~」、県防災企画課副課長の藤戸恵介さんは「県の取り組みについて」のテーマでそれぞれ話す。講師と参加者を交えた意見交換もある。

参加後のアンケートに回答した人には、味の素ファンデーションによる「ありがとうレシピ集」や、栄養チェックツール、「食と栄養支援の手引き」などをセットでプレゼント。

イコール会議事務局は「多くの皆さまと一緒に、災害に負けない『元気な和歌山』への推進力にしたい」と話し、参加を呼び掛けている。

参加無料。視聴にはオンライン会議システム「Zoom」を使う。

申し込みはフォームから。問い合わせはイコール会議(℡&FAX073・487・3229)。

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