けが防ぐ転び方学ぶ 柔道受け身の教室
子どもたちがけがをしないよう柔道の受け身を教える体験教室が27日、和歌山市和歌浦西の健心館畠中道場で開かれた。
5歳から10歳の7人が参加。同道場の館長で柔道整復師、鍼灸師である畠中整骨院の畠中健院長(50)が、転んだときにけがを防ぐための受け身を教えた。前に転んだときは、手のひらだけでなく、肘から下を出すようにすると手のけがを防ぐことができるとし、後ろに転んだときは、先に手をつかず、腰が地面に着く前に手をつき、すぐ離すと頭を守れることなどを伝え、4種類の受け身を実践した。
村山美涼さん(31)は3人の子どもと参加。「友人に勧められて参加した。子どもたちが上手にできていてびっくり。受け身ができたら安心できるので連れて来て良かった」と笑顔。星奈ちゃん(5)は「倒れるところが楽しかった」とにっこり。
畠中院長は「考えずに受け身ができるように体で覚えておくと、大きなけがは防ぐことができる。今後、定期的にこの教室を開いていく予定なので、ぜひ参加してほしい」と話した。
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