北高と日本薬科大 包括連携協定を締結

トップアスリートのサポートや、進路選択の拡大など幅広い教育活動の推進を目的に、和歌山市の県立北高校(西上嘉人校長)は2日、東京と埼玉にキャンパスを持つ日本薬科大学(丁宗鐵学長)と包括連携協定を締結した。

同大学にはスポーツ薬学コースがあり、スポーツと関わりのある医薬品や健康食品についての専門知識を身に付け、アスリートの育成などに携わる人材を養成。20の高校と連携協定を結び活動支援、出前授業を行っている。

北高校は、これまでにオリンピック選手を17人輩出。現在、6割の生徒が運動部に所属している。今後、同大学の教授による講義や、生徒、学生、教職員の交流、連携、情報提供などを進めていく。

同市市小路の北校舎で締結式が行われ、西上校長と、都築稔副学長が協定書に署名した。西上校長は「大学との交流の中で、生徒はサプリメントやドーピングについて学び、競技に生かしてほしい」と期待。都築副学長は「地域活性化、スポーツ交流、ボランティアなど今後できることは数多くある。高校の課題やニーズを聞き、支援をしていきたい」と話した。

協定書を手に都築副学長(中央左)と西上校長(中央右)

協定書を手に都築副学長(中央左)と西上校長(中央右)

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