「誰か」のことじゃない 人権週間で啓発

「第74回人権週間」が4日からスタートし、5日、和歌山市のJR和歌山駅前では和歌山地方法務局などの職員やマスコットキャラクターらが街頭啓発を行った。

国は、国連が「世界人権宣言」を採択した12月10日(人権デー)までの1週間を人権週間と定め、全国的に啓発活動を展開している。

同駅では、午前7時半から県の職員、県人権擁護委員連合会のメンバーら約30人が、「『誰か』のことじゃない。」と書かれた標語入り除菌ウェットティッシュを配った。県人権擁護委員連合会の野間弓子会長は「全ての人に人権尊重の普及、思想高揚を願っている」と話した。

人権に関する困り事、悩みがあれば相談窓口で受け付けている。相談は無料、秘密は厳守される。電話相談は、みんなの人権110番(℡0570・003・110)、子どもの人権110番(フリーダイヤル0120・007・110)、女性の人権ホットライン(℡0570・070・810)。面談による相談は和歌山地方法務局人権擁護課(同市二番丁)で実施。

問い合わせは同局県人権擁護委員連合会(℡0570・003・110)。

啓発グッズを配る参加者

啓発グッズを配る参加者

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