面白さに夢中 図書館で紙芝居イベント
紙芝居の楽しさ、演じる喜びを学んでいる和歌山紙芝居研究会(森教二代表)は4日、和歌山市屏風丁の市立図書館で、紙芝居の魅力を子どもたちに伝えるイベントを開いた。
同会の会員10人と、図書館のスタッフ3人が、登場人物になりきり、迫力ある紙芝居を披露。参加した約50人の子どもたちは、夢中になって見入っていた。
日本全国と、世界55カ国に会員がいる紙芝居文化の会は、12月7日を世界紙芝居の日と決め、皆で演じ、楽しむ日としている。それにちなんで今回イベントを開いた。
結成して20年の同研究会には約20人が所属。毎月1回、絵本や紙芝居を使ったおはなし会を同図書館で開いている。
同研究会の森勝代さんは「紙芝居は観客と演じる人が一体となってコミュニケーションができる。絵と文の楽しさも感じてほしい」と魅力をPR。
5歳と3歳の娘を連れ、話に聞き入っていた30代男性は「普段から絵本・紙芝居を楽しむ会によく参加している。子どもたちは絵本や紙芝居が大好き」と話した。3歳の子どもと参加した和歌山市の30代女性は「紙芝居は初めてだったが、子どもも楽しんでいた」と笑顔だった。
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