きもの装いコンテスト関西大会 入賞者が来社
18日に和歌山市で開かれた「全日本きもの装いコンテスト」関西大会の入賞者が19日、同市福町の和歌山新報社を訪れ、入賞の喜びを報告した。
同大会には近畿2府4県から約70人、県内からは20人が出場した。
来社したのは、「きもの装いの女王」に選ばれた大阪府豊中市の伊藤友美さん(40)、準女王に選ばれた田辺市の佐谷かおりさん(52)=留袖の部=、準女王の大阪府豊中市の池田香世さん(39)=カジュアルの部=の3人。
女王に輝いた伊藤さんは和歌山市出身。3歳の娘の七五三参りに着物を着て行きたいと、昨年8月から着付けを習い始めたという。「名前を呼ばれた瞬間すごく驚き、うれしかった。応援してくれる皆に『やったよ!』と言えるよう世界大会に挑みたい」と笑顔。「着物を着ていると知らない人から『ステキね』と声を掛けられることが多い。着物はカジュアルに着ることもできるので、気軽に楽しんでほしい」とアピール。
準女王に選ばれた佐谷さんは、3人の子どものお祝い事には着物で出席しているという。「着物の魅力は違う自分になれること」、池田さんは「着物を着ると気が引き締まる」とにっこり。
コンテストを主催した公益社団法人全日本きものコンサルタント協会の輪島久子代表は「毎年、振袖の部から女王が選ばれていたが、カジュアルの部から女王が出たのは大会史上初めて。着物の可能性が広がっている」と話した。
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