次の学年の準備を 和市の公立小中で始業式
冬休みが終わり、和歌山市で3学期制をとっている全ての公立小中学校・義務教育学校で6日、3学期の始業式が行われた。
同市秋月の市立宮小学校では、新型コロナウイルス感染防止のため、各教室で放送を通しての実施となった。
児童らは校歌を静かに聞いた後、スピーカー越しに田中いずみ校長の話に耳を傾けた。田中校長は「3学期は今年度の仕上げと次の学年への準備の期間。有終の美を飾るため、しっかりと走り切ることが大切」と伝え、「周りにありがとうの種をまくことで、楽しく幸せな生活を送れることは間違いないです。応援しています」とエールを送った。
今春卒業する6年2組のクラスでは、約30人の児童らを前に伊賀斗洋(となみ)教諭が「何かと『最後』という言葉が付きます。一日一日を大切にしながら無駄にしないように過ごしましょう」と呼び掛けた。
岩田未来さん(12)はこの日が誕生日だといい、「友達と遊んで、夜はケーキも食べる」と笑顔。小学校生活最後の学期については、「コロナ禍で減ってしまった他学年との交流や、中学生への準備として勉強を今のうちに頑張りたい」と意気込んだ。
同市以外の本紙エリア4市町立(岩出市、海南市、紀の川市、紀美野長)の小中学校の始業式は10日に行われる。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- ウクライナ色の花壇 ろうさい病院で植え替え(05/17/2024)
- 功績顕著の11人を表彰 行政相談委員全体会議(05/17/2024)
- 済州との国際交流に尽力 康さんに和市長表彰(05/17/2024)
- 公益通報の和歌山市職員自殺 支援団体が会見(05/16/2024)
- 高校のeスポ推進 ICT企業が県にふるさと納税(05/16/2024)