県予算の知事査定始まる 重点24事業対象に

和歌山県は12日、2023年度の当初予算編成に向け、岸本周平知事による査定を始めた。特に重要な事業で、知事の政策判断を要するものに重点を置き、新政策を含む9件、24事業が知事査定の対象となった。18日までの予定で行われる。

初日は新型ドローン導入による災害対策の強化について、県土整備部と危機管理局の事業から査定が始まった。

担当部長らが事業内容を説明し、岸本知事らが質問をしながら査定した。岸本知事は「大事な予算はどれだけ真剣か、説明した部長の目の色を見て決める」と話した。

23年度当初予算案は2月上旬に発表予定で、2月定例県議会に提案される。

 

新年度事業の査定を行う岸本知事

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