打ち上げ3回目の延期 串本町ロケット
和歌山県串本町に日本初の民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」を整備しているスペースワン㈱(東京都港区)は1月31日、2月末としていた初号機発射を今夏に延期することを明らかにした。延期となるのは3回目。
新型コロナウイルスの流行やロシアによるウクライナ侵略などの国際情勢による物流の混乱などで、ロケットに必要な部品の調達が遅れていることなどが原因としている。
この日、県や地元自治体、関係団体などでつくる「スペースポート紀伊周辺地域協議会」が同町で開かれ、同社の阿部耕三取締役が延期の方針を説明した。
初号機の発射は当初21年度中としていたが、22年末に延期となり、さらに23年2月末とずれ込んでいた。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 各界の功労たたえ 春の叙勲県内38人が受章(05/01/2024)
- 春の褒章に県内2人 各界での功労たたえ(04/28/2024)
- 賃上げの持続等訴え 連合和歌山メーデー(04/28/2024)
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)