新感覚の「己書」 和歌山城ホールで作品展

書き順など型にとらわれず自由に筆を走らせ、味わいのある文字や絵で自分の世界観を楽しく表現する「己書(おのれしょ)」の作品展が14日まで、和歌山市七番丁の和歌山城ホール3階で開かれている。

市内などで教室を開く己書師範の丸山泰子さん(マルちゃん道場)、並木美矢子さん(天如来道場)、古屋好美さん(好みの時間道場)、浦口孝子さん(わらくてん道場)、瀧本美香さん(おとづる道場)の5人と各教室の生徒約60人が出品。柔らかな曲線で気持ちを伝える「感謝」や、ことしの干支(えと)「卯(う)」に扮(ふん)した七福神が「ありがとうをいっぱいつめて夢をかなえよう」と笑顔で船出する作品など、ほっこりと温かみのある作品約350点が並ぶ。

作品を見た同市の20代女性は「自由に楽しく書いたのが伝わってくる」と笑顔。

丸山さんは「絵を描くように書くことで、味のある字になる、わくわくする新感覚の書。同じお題でも人それぞれ違ってとても味わい深いです」と来場を呼び掛けている。

午前9時から午後10時(最終日は4時半)まで。

心が温まるような作品が並ぶ

心が温まるような作品が並ぶ

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