八名信夫さん講演 3月12日和市人権フェス

より多くの人に人権について考えてもらおうと、「和歌山市人権フェスティバル2023」が3月12日午後0時50分から、和歌山市七番丁の和歌山城ホール大ホールで開かれる。講師に俳優の八名信夫さん(87)を迎える。

主催は市、市教育委員会、市人権委員会。一人ひとりの人権が尊重される社会の確立を目的に毎年開いている。

講師の八名さんは元プロ野球の投手として活躍したが、けがで選手生活を断念し、俳優となってことしで65年。現在に至るまで主に悪役として活躍し、東日本大震災や熊本地震の被災地支援の映画を自主制作するなどの活動を続けている。今回は「誰にだってその人の〝華〟がある」と題して話す。

この他、劇団Qによる民踊「長生き音頭」、和歌山グループ声による絵本の読み語り「バスが来ましたよ」、人権パネル展などがある。入場無料。手話通訳、要約筆記あり。定員先着600人。

申し込みは、フォームに接続して行うか、名前、住所、電話番号を記入してファクスで市人権同和施策課(FAX073・435・1363)に送信。締め切りは3月3日。

問い合わせは同課(℡073・435・1058)。