42地区の個性楽しんで 和市公民館フェス

公民館活動の成果を発表する「和歌山市公民館フェスティバル」(市教委、市公民館連絡協議会主催)の作品展が17日、和歌山城ホール展示室で始まった。19日まで。

市内42地区の各公民館活動で作った絵画や工芸作品など約1600点が展示されている。

初日はテープカット式があり、阿形博司市教育長は「昨年より一段と工夫されているように思う」とあいさつ。尾花正啓市長は「それぞれの地域で工夫し、特色を出して、絆と文化づくりに尽力している。それが和歌山市の力に表れていると思う」と感謝の言葉を述べた。

市公民館連絡協議会の山田恒次会長は「42地区それぞれ個性が違うので、それを楽しんでほしい」と呼び掛けた。

西和佐地区は牛乳パックで作ったイス、毛糸で編んだショールや手袋など約100点を展示。同地区婦人会の臼井光子副会長は「婦人会や老人会のメンバーが集まって7月から作り始めた。ここに展示することが励みになり、絆も深まっている」と笑顔だった。

午前9時半から午後5時(最終日は3時)まで。また18日は午前11時半から、大ホールで19地区から416人が出演し、コーラスや社交ダンス、民踊、フラダンス、太極拳などを披露する実践発表会が開かれる。

約1600点の作品が並ぶ会場

約1600点の作品が並ぶ会場

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