警察の広報に貢献 那賀高放送部員に感謝状

岩出署は2月28日、高校生広報員(愛称・フローリアサポーター)となって活動に貢献したとして、岩出市高塚の和歌山県立那賀高校(森勝博校長)の放送部員3人に感謝状を贈呈した。

贈呈を受けたのは3年生の松山千夏さん(18)、寅本心華さん(18)、西浦誠人さん(18)。昨年5月、同校放送部に所属する1年生5人、3年生3人がフローリアサポーターとして同署から委嘱を受け、交通安全、犯罪抑止などの広報啓発活動に取り組み、安心安全なまちづくりのために尽力したことが評価された。

愛称の「フローリア」は、フランス語の「花」に由来し、地域における「花(華)のサポーター」という意味を込めて放送部員の提案により決定。2020年から、ラジオ番組や地元スーパーマーケット、市内の小学校などの校内放送で交通安全や地域の安全を呼び掛けてきた。

贈呈式には3人が出席し、井上英喜署長から感謝状を受け取った。

井上署長は「高校を卒業される皆さんには、今後とも安心安全なまちづくりについて関心を持ち続けていただきたい」と話した。

松山さんは「この活動を経験して自分を外に出していくことが多くなった。ラジオ番組で台本通りに読めないなど失敗も多かったが、そういう失敗をやがて自信に変えていくことができた」と話した。

同署では、現在も所属する1年生部員に対して、来年度も継続して同サポーターを依頼するとしている。

 

感謝状を手にフローリアサポーターの皆さん

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